4.ダニの種類と被害

 

チリダニ
ツメダニ
コナダニ
ニクダニ
生活史(卵から成虫まで)
約1ヶ月
約2週間
約10日間
約2週間
発生原因
湿度60%以上の環境下で生きたダニや昆虫を補食できる。
湿度70%以上の環境下で生きたダニや昆虫を補食できる。
湿度70%以上の環境下でカビや食品がある。
湿度70%以上、温度15℃以下の環境下でカビや食品がある。
被害症状
アレルギー性喘息・鼻炎眼炎(アトピー性湿疹)
アレルギー性皮膚炎(刺咬症)
ダニが動いているのが見える不快感。
ダニが動いているのが見える不快感。
被害時期
喘息発作は春と秋に多い。ただしダニ数のピークは7〜9月
ツメダニ数がピークになる7〜9月
6〜8月上旬、ただし、湿度の高い家では冬期も発生
ニクダニ数がピークになる12〜3月

(消費者の広場より 東京都立衛生研究所主任研究員 吉川翠)